明けましておめでとうございます。  


  2003年春の関学退職以来まもなく8年の歳月が経過しようとしています。皆様いかがお過ごしでしょうか。私の方は2009年1月に後期高齢者に仲間入りし、人並みに老いの坂道を辿っておりますが、幸い健康には恵まれ趣味の鳥見などを楽しんでいます。  


  さて、今日は佐々木ゼミOB・OG会の在り方についてお伝えしたいことがあります。  


  結論を先に言えば、『がぼる』最終号をゼミのホーム・ページに振り替えようということです。2002年11月に開催した最後のゼミ総会(関学会館)の頃から翌年の1月25日の退職記念パーティー(大阪ガーデンパレス)にかけて、私は「近く出す『がぼる』最終号には巻末に最新の名簿を掲載し、メンバー間の将来にわたる交流を支える手掛かりにして頂きたい」と言い続けておりました。ところが、諸般 の事情でその作業が延引しているうちに、個人情報の保護ということが喧しく言われるようになり、名簿作成に関して意見が分かれるようになりました。  


  実は、それ以前からOB有志によってインターネット上にゼミのホーム・ページを作る試みがなされ、私の最終講義の要旨や写 真などが紹介されました。この試みは『がぼる』最終号を冊子ではなくてCDで作成してみてはという発想にも繋がるものでしたが、ゼミ卒生間の交信を意図して付設した書き込みサイトが勝手に入り込んだ部外者によってメチャクチャにされるという辛い結果 を生じました。とは言え、インターネットの活用は、書き込みサイトへの部外者侵入を阻止する手だてさえ講じれば、従来の冊子『がぼる』以上にゼミ卒生間の交流に役立つことが立証されました。したがって、『がぼる』最終号発行のために用意してきた「がぼる基金」をこのホーム・ページの充実と維持に振り替えることにしたいと思うようになりました。  


  基金の詳細についてはいずれホーム・ページの中でお知らせできると考えていますので、ここでは、1.今回このお知らせを作成し郵送するための経費と2.ホーム・ページのすでに出来ている部分(現在 がぼる と入力して検索すれば出てきます)を作成しネット上に載せて下さった有志の方々への謝礼とを支出した上で、3.今後このホーム・ページの維持と充実に要する費用に充当するとして、スタートから4〜5年間は賄えるのではないかと予想できることをお知らせしておきたいと思います。


  その後の経費については改めて考えなければなりませんし、もっと間近な問題はインターネットを使わない人にどういうサービス提供が可能かということがあります。これらの問題については、この手紙に対する返信としてお寄せ頂けるであろうご意見を参考にしたいと思っています。皆様方のよきご理解を期待いたします。  

  最後に、新しい年における佐々木ゼミ卒の皆様のご多幸をお祈り申し上げます。 


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佐々木 薫
 

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©Paradiso co.,ltd.2009  大切な佐々木ゼミの歴史です、取り扱いにはご注意を。無断転載を禁じます。2011年8月31日