関西学院大学佐々木ゼミニュースファイル






医療看護系の大学・専門学校や一般 学校の教材として
デスエデ
ュケーション展開のノート 2009  



「本書は、デスエデュケーションにおいて古田晴彦先生がこれまで作り上げてこられたものと、その実践をもとにまとめられたワークブックである。特筆すべきは、なによりもまず生徒・学生が考える事を第一にしておられる点である。


 命に向き合うとは、単に与えられた知識を受け取るだけのものではない。まず自分自身に向き合い、その奥にある価値観に向き合うことである。またこの領域の学びは、単に知識が与えられるだけでは、なかなか生徒の理解が深まらない。その意味で、まず考えるというワークブック形式は、命と向き合う効果 的な方法だろう。


 そしてワークの後に続く丁寧な解説と貴重な情報をもとに、命に対する価値観を吟味し深めることができるようになっている。このノートには、教師も生徒もともに学ぶこまやかな仕掛けが作られている。


 デスエデュケーションは簡単なものではない。しかし本書は、なにをきっかけに始めればよいか、命についてどのようにアプローチすればよいか、その具体的な道筋を示してくれるものである。教育に携わる方々にとって、またデスエデュケーションを実践したいと考えている方々にとって、本書がその助けになることを信じ祈るものである。」推薦のことばより

関西学院大学人間福祉学部准教授
・死生学スピリチュアリティ研究センター長   藤井美和さん

『Death Education デス・エデュケーション展開ノート』
古田晴彦著 清水書院 2009年刊 千円

ISBNコード 978-4-389-43052-8
書店からの取り寄せとなります。
他著書に『「生と死の教育」の実践』清水書院2002年刊がある
 
 




   
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