関西学院大学佐々木ゼミニュースファイル







佐々木薫先生と14期生の集まり 
2013.4.28 @シーサイドホテル舞子ビラ    


 それぞれ息子や娘の話しからはじまった佐々木ゼミ14期生の同窓会。いままではこうしたコンパは夜行なわれていた。しかし歳をとると夜は眠たくなるし、久しぶりに話しをしたい人もいるので昼間に。これが予想外に良かった。遅いおひるご飯に美味しい中華料理を食べたあと、舞子公園を散歩。近くのスーパーで買い出した飲み物、鯛焼き、よもぎ団子にお菓子を手に手にみんなで談笑。 明石海峡をバックに、思いおもいを。なにを話したかは、人生いろいろひとそれぞれ。そのあと夜は、岡本で奥村さん主催のコンパも。おもろい話しがぎっっしり詰まった一日でした。初めて聞いた告白を書きたいところですが、それは書けません。


  とりあえずお昼の近況報告をみなさんにもおすそわけ。

「やっとニューヨークから日本に帰って来て、ボクに似ずにやんちゃな小学生の息子がいて一緒に遊んでます」とりゅうちゃん。


「まだ高校生になったばかりの息子がいます。まだまだがんばらないと」とゆたかさん。


「嫁さんが一昨年急に亡くなり、ひとり娘が一生懸命ボクのお弁当を作ってくれるのでありがたいです。娘がほんとよくしてくれるんで助かってます」とひこさん。


「東京で独身生活を楽しみながら、月一度か二度帰ってくるんですが、知らん間に犬が三匹と嫁。実は息子は結婚、娘がもう大学卒業したので、家計がすこしは楽になるかと嫁が犬を買ったんですが、、」とぼっち。


「今は家業を継いでおります。娘がまだ小学生でして、頭ぽりぽり、まだまだ引退できなくて。犬はまだまだ飼えそうにありません。仕事着が白衣なもんでよそ行きの服がなくて、今日の服は、実は息子のええやつ借りてきまして」まぁ人生いろいろあるわなぁ。「あんまりいじめんとってください」とかんちゃん。


「旧姓は石橋といいまして」そんなんみんな知ってるわぁ。「先日掃除のおばちゃんって呼んでた人にお歳を聴いたら私より年下で、びっくりしたんです」びしばし節、さすが。


「嵐にはまって。大野君がすきなんです」と。 よぉぉ、はっかい「さっちです。韓国ドラマが大好きで、まだ小学生の子どもがいます。PTAのママ友と年齢を忘れて楽しんでいます」


「いい国つくろう鎌倉幕府が1185年になってもたんです、たいへんです教師は。私たちが子どものころ教えてもらった歴史がどんどん変わっていくし。まぁ人類の進歩です、どんどんよくなる。橋下さんのおかげで、給与は下がるし。でもなんやかんや言いながら中学校の教師をやってます。なにをやっているかわからん大学生の息子、東京に行ったっきりの娘、ほんま手がかかりません。去年、キナバ(標高 4,095m )に登ってきました。今度、娘と親子三人でカムチャツカ半島 のクリュチェフスカヤ山(4,835m)に登りにいきます」とふーこ。「山男って言い訳するよね、口実さんそう(好日山荘という登山専門店が神戸にある)」とおじさんのつっこみ。いつもながらありがとうです。


「まだ中学生の息子と自転車乗ったり、佐々木先生のご指導で鳥観察をしております。息子が保育園のときに、佐々木先生と吉野の桜のなかで偶然お会いしたおりに、野鳥を観察することを教えてもらい、彼は野鳥好きに成りました。佐々木先生から明石に野鳥観察に連れて行っていただいたり、鳥に関する図鑑をいただいたりするもので息子は大喜びです。バードウォッチャーの息子から、鳥好きな佐々木先生へと『とりぱん』というマンガをプレゼントしてと最新刊をお持ちしました。マンガを佐々木先生が読んでいるとお孫さんたちビックリするとおもいますよ」まこと。


「もう両親も亡くなって関西に基盤もなくなりました。関西が遠くなって、さびしいです。今日はここに来る前に梅田で学生時代を思い出そうと、グランフロントをおのぼりさんのように観光してきました。エレベーターに乗りながら、このエレベーターの平均年齢高いなぁ、僕らが学生時代はきれいな子がたくさん居たのにとおもいながら。」パーマン。


「おまえの話し長いわぁ。はよ俺にしゃべらせ。でもこうみえても、パーマン、佐々木ゼミの東京支部長。みんなをまとめてくれて、まぁええ奴です」とテーイチへ。孫娘のひなたちゃん、まためちゃかわいいのでメロメロなテーイチ。「息子も独立して、勝手好き放題させともらってます」と。 「好き放題でおもいだした、スキーはどうなりました」とカンちゃん。


「もうスキーは手放しました。スキーを佐々木先生にお教えしたんで、ぼくは卒業させていただいたようなもんですが。家族であれだけ好きだったスキーにだれも行ってません」 そういえばと佐々木先生「私のスキー板は、北川くんが選んでくれたのよねぇ。15期生の人たちからスキーと靴をいただいて、いまだにありますよ。ただカービングをこないだ借りたんだけど、楽なのよね。すぐに曲がれるしね」まだまだスキー現役の佐々木先生。「赤倉温泉へスキー行きたいですねぇ」と。


「1995年の震災前にベトナムに行って、帰国したら東北大震災があって。会社ではなまず男ってあだ名されてます。こいつ動かすとあぶないと、もう動かないでしょう。帰国後、東大に勉強しに行ってました。会社から帰って来てエグゼクティブなんたらに行けって言われ。月に50冊からの本を読んで、芸術家、宗教家、政治家や官僚とともに勉強させられました。今後増えてくるであろうアスベスト、石綿の問題や鳥インフルエンザ問題を討論したり。え、じんじん、中皮腫問題を世に知らしめようとがんばってるの。すごいなぁ、大学出たからには社会になんらかの貢献をせんとなぁ。まぁぼくは何も出来てないけど」とぱーまんよりも話の長いテーイチ。
14期生じんじんのアスベスト講演会に行ってきました→○


「まぁ私も、関西学院のためにはすこしはお役にたってきましたが、社会のためには何も貢献できてませんから卑下することはないですよ」と佐々木先生。「いや、そんなことはありません。僕たちをはじめ、立派な佐々木ゼミ生を社会に送りだされただけで、すごい社会貢献です」とテーイチ。


「いやぁ、若い人に語って来たことをこうして本にできました。死亡率100%と言う死をテーマに高校生に考えてもらおうと。よかったらお近くの本屋さんで手に取ってみてください。いままでタブー視されてきた、100%起こりうる当たり前のことを」とおじさん、第二作目となる本『高校生のための「いのち」の授業』をPR。→○  上智大学名誉教授 アルフォンス・デーケンさんの言葉


「ジュンク堂で今日買って来たんよ、古田さんの本。ちょぉー聴いてんのォ」とふーこ先生、教師が教師につっこみいれてます。


「来週、仙台でたけし&ちえちゃんに会います。またふたりの写 真をおみせします。学校では吹奏楽部、ヨット部の顧問をいまやってます。吹奏楽部は応援を頼まれるので、野球とかアメフト部の応援にいきます」とおじさん。


  アメフトと聴いてテーイチが「今年のライスボウルで、挨拶しにパーマンがかわいい息子連れてきてくれたのよ。試合終わったあと。だけど俺、負けてめちゃくちゃ機嫌悪くて、そして日大のアメフト部の連中と飲みに行ったのよ。聴くところによると、真美さんの息子日大でアメフト部だってね。関学と日大戦の甲子園ボウル観たいよねぇ、久しぶりに。東大に勉強に行かされていた時、アメフト部の練習観にいったら、理学部でQBだった小野くん知ってる? 富山高校の後輩なんやけど。小野くんが居てお前こんなところで何してるんだ?って聴いたら。QBの細田さんが今、東大のアメフト部の監督で、頼まれて東大に教えにきてるんだと。びっくりしたわぁ」


「いりみだれてるねぇ」と佐々木先生。 話しはおじさんの独壇場に戻って「思い出といえば、13年前の9.11火曜日。その36時間前に森田夫婦にNYを案内してもらってて。エンパイアとワールドトレードどっち登るって聴かれてね。ロマンチストやさかい、メグライアンのエンパイア登ってワールドトレードセンタービルを観たんだけど。まさか、ってことが起って。でNYに足止めをくらってしまって。森田くんがおじさんお金大丈夫か? って聴くから、非常事態だし、クレジットカードの上限があるからね。二日続けてみーちゃんが行ってる教会へお祈りにいかせていただいて、傍らに友人が居るってああいう時こころ強いね、ありがたかった」とおじさん。



  そしておおとりは鳥好き佐々木先生「まずはじめに、もう美味しい中華は全て食べ終えてしまいましたが。もう私も関学を定年退職しまして10年目で。なんの話しをしましょうか、野鳥観察も続けています。今まで累計391種の野鳥を観ました。北はモンゴル、南は小笠原の母島へと脚を伸ばしています。三脚担いで歩くのが最近億劫になってきましてねぇ、楽をしようと双眼鏡でいまは鳥を観て楽しんでます。こんど韓国の離島に行くんです、離島は渡り鳥の中継地になるのでね、楽しみにしています。

  野鳥観察のほかには、お能を観に行くのが趣味です。お能はいいですよぇ、皆さんも機会があればぜひご覧ください。孫には宝塚に住んでるから宝じいちゃんと呼ばれてます。でも大きくなるときびしいねぇ。女の子は思春期に入ると離れて行くから」


「本は書かないんですか。ボク買いますよ」とテーイチ。


「鳥についての書いているものが相当数たまりましてね。15期生のさえさんの旦那さん・宮原教授が関学出版会をしてまして、彼に読んでもらってて。ただ問題があって、鳥を知らない人には鳥の名前だけでは「ぬ え」と言ってもわからないし。お能にも「ぬえ」というのがあってね、それも書いてあるんだけれど。絵とか写 真がないとね」


「出版記念パーティをしましょ」みんなそれでまた集まれます。  


  この後、古田さんの本にサインしてもらうサイン会があったりで、息子・娘の話しと本の話しで一次会は終了しました。舞子の景観のよいところで、二次会はつづいたのでした。14期生と14.5期生と15期生が集まってのコンパ。みなさんの期でも、ぜひこうした会合があれば近況報告をかねて、投稿していただければ幸いです。よろしくおねがいいたします。 さぁみなさんまた会える日を楽しみに。 文責まこと


©がぼるネットParadiso co.,ltd.2009  大切な佐々木ゼミの歴史です、取り扱いにはご注意を。無断転載を禁じます。 2014年3月26日