佐々木ゼミ1期生山口真人、南山大学教授のご発声でパーティーははじまりました。

「関西学院大学社会学部佐々木ゼミ卒業生の皆様へ

　 いよいよ待降節、アドベントも始まり、クリスマスが近づいておりますが、私が関西学院に在学していた頃は関学図書館前(編集部注、現在の時計台です。時計台部分は図書館としては今は使われていません)のヒマラヤ杉にイルミネーションが灯されていたように記憶しておりますが、今はどうなっているのでしょう。たぶんキャンパスは昔よりずっとキレイに装飾されているのでしょうね。みなさまも年末にむかってお忙しくお過ごしのことと存じます。

　 さて、われらが佐々木先生が来春をもって関西学院大学を退職されます。その影響か昨年も今年もゼミ総会が盛況でした。かく言う私もゼミ総会に久し振りに参加して佐々木先生のご尊顔を拝したわけですが、おとしを感じさせないいつものやさしい先生でした。

　今年のゼミ総会の当日、佐々木先生のご退職を記念してパーティーを開こうという計画や最終講義を聴講しに行こうと言う話が持ち上がり、計画いたしました。たくさんの佐々木ゼミ卒業生が集まって、佐々木先生に感謝の気持ちを表したいと思いますので、どうぞ皆様ご予定を空けてお集まりくださいますようお願い申し上げます。 」


　南山大学教授、山口さんの呼び掛けに当日集まった佐々木ゼミ生、さてここで問題です？何人だったでしょか?(*^ー^*)


「佐々木先生への思いでを、36年間の31期の学生の想いをこの瓶いっぱいに詰め込んで、最後に佐々木先生にお渡ししたいと思います。佐々木先生にはとりでお話いただくとしまして、それでは今日の趣向としましては、この後みなさんにお話しをすすめていただくと。


　遅れましたが本日の司会進行役は1期生山口真人です、宜しくお願いいたします。まず最初にご登場いただくのが佐々木先生のお手伝いをしていただいていました、関西学院職員の長尾ふみおさんに」



「私は佐々木先生とちょうど同じ時期に関西学院に就職したのです。そして私自身、集団力学に非常に興味を持っており、ちょうど佐々木先生が関西学院に来られて「集団力学」を講義されはじめた。それで、私も勉強させていただくために佐々木先生にお世話になることに。


　 そして、ちょうど佐々木ゼミの13期14期15期の方々が夏の合宿の際に、私がＴグループのお手伝いに佐々木ゼミに参加させていただきました。


　 鳥取県の大山でのＴグループは今でも思い出されます。今日来られているみなさんの中に、あの当時学生だったなつかしいお顔の方もいらっしゃいます。ほんと今日は呼んでいただいてありがとうございます（関西学院職員の長尾ふみおさん談）」 　


佐々木先生ここでご登場「長尾さんには鳥取の大山まで来ていただいて、Ｔグループ、グループのメンバーとして自分の役割を知るということをやっていただいて。目隠しして、ふたりで歩いたりする。それは今でも 夏合宿で続いています」


　それでは次に佐々木ゼミ私と同じ1期生の旧姓八木さん、久留島さんにマイクを 「先生ながいあいだ本当にご苦労様でした。先日30数年ぶりに「集団力学」の講義を聞いて、あの学生時代とおんなじ、先生の姿勢、先生の言葉に感動してしまいました。そしてもうひとつ感動したことが、当時寒くておんぼろだった関西学院の教室も、空調が行き届きほんとに素晴らしい施設になっていることでした。


　 こんな素晴らしい施設で勉強できる今の学生のみなさんがうらやましい限りです。そしてもうひとつ当時の想い出として、強くこころに残っていますのが佐々木先生のご家庭です。大学のそばにある教職員住宅で佐々木先生は暮らしておられました。


　 そこにお邪魔して、先生のご家族のみなせん、おばあちゃんと一緒に佐々木ゼミ1期生がわいわい言いながら食事を作ったりして過させていただいたことはとてもいい想い出としてあります。学生生活一番の思いです、先生ほんとうにありがとうございました（1期生の旧姓八木さん、久留島さん談）」